私たちは質的データの重要性を言葉にできるか
今回の保健師ジャーナルは質的データを活用する工夫!
質的データって難しいです汗
私も上司に「それはあなたが会った人がたまたまそうだっただけでしょ」
なーんて言われると、上手く説明できません…。
行政だと特に、施策化には根拠が求められます。
数的なデータがあれば根拠として説明しやすいですよね。
どうしても質的なデータは数的なデータに比べて根拠が薄いように感じてしまう><
でも、数的なデータだけでは測れないものって保健活動にはあるはずなんですよね。
考えてみると、住民さんの生の声を日々聴いている保健師ならではの気づきや勘、
「ちょっと気になる」がある。
保健師ジャーナルでは以下の通り書かれてます。
保健師にとっての質的データは地域の人々への理解を深めるものになる。なぜならば、その現象の背景には人々の認識・行為・価値観・態度・経験といったものがあり、それらは人々が暮らす文脈のなかで、地域の文化的背景や社会的状況のなかで生じるからである。
その地域で人々が暮らす文脈のなかで生じる現象は数的なデータでは表現しづらく、質的なデータでの表現が適切ってとこなのかと思います。
質的なデータは丁寧にまとめれば、十分根拠になる。
質的なデータによって問題意識を高め、数的なデータをとってより強い根拠をもたせることもできる。
大切なことは、保健師にとっての質的データの重要性を言葉にすることなのかもですね。